【3年後に結果を出すための最速成長】③P37-P40 高度な専門職すら仕事が減る? 

本項で述べられている内容

  • 高度な専門職と思われている弁護士や医師についても業務が減る可能性がある
  • すでに会計士の仕事は減りつつある
  • 契約内容をすべてコンピューターに読み込ませ、内容のチェックや経営判断を下せるようになってきているためだ。
  • 弁護士や医師の業務も、判例や契約書や学術論文といったデータを大量に読み込み、日々新しい見識を持って業務にあたっている。
  • そのような業務は人間よりもディープラーニング機能を備えたAIに向いている。
  • よってこれからは高度な専門職の職場も減っていくこととなるだろう。

 

自分なりの見解

 テレビドラマで目にする弁護士やお医者さんは、裁判での弁論や手術室での執刀シーンが多いので、てっきり人と接している時間が多いのかと思ったのですがそうでもないようですね。

 多くの情報を取り込み、その蓄積をもとに判断基準を徐々に変えていくのがこれらのプロフェッショナル。その部分がAI化すればこれらの専門職も減る、ということですね。

 ただ、これは供給側の事情であって、サービスを求める側からするとまだまだ需要があるのかもしれないな、と思いました。

 これから日本の人口は減っていくのですが、医療サービスを欲する人がそれに比例して減っていくかというと、そうではないと思います。高齢者の人数は当分減りませんし、高度な医療サービスを求める人は世界中にいます。

 情報収集力、執刀する能力、コミュニケーション力のある医師は日本中、世界中の医師と連絡を取りなが新たな知見を蓄えて成長し、ロボットを遠隔操作して離島や海外の患者の手術を行うのではないでしょうか。

 その一方、日本の病院のベッドは今や高齢者に占拠されており、働き盛りの人が十分なサービスを受けられない、という話をテレビで見ました。

 すべての医師に、本書で述べられているような高度な知見と技術が必要とされているのでしょうか?また、医師が行っている措置をロボットに置き換えるとしても、そのロボットの購入やメンテのほうがコストがかかるようなら、地方の小さな民間の病院はまだまだ生身の医者を使い続けるかもしれません。

 

 弁護士についてはどうなるのでしょうか。

 これからは日本もアメリカのような訴訟社会になる、だから弁護士はどんどん必要になるとしばらく前にきいた記憶があるのですが、現実は残酷なまでに弁護士がいらない方向に進んでいるのでしょうか。

 そもそも弁護士の業務範囲にはどのようなものがあるのでしょう。

テレビで見ているようなタレント弁護士

  • 企業の顧問弁護士
  • 残念ながらオウム真理教の毒牙に殺められた方のような社会派の弁護士
  • 交通裁判などに登場する、国選弁護士
  • 弁護士の資格を持っている検事や裁判官

 交通裁判は加害者が一方的に悪いとされ、判例もパターン化しやすそう。なので検察の調書と弁護側の情状酌量ポイントを照合することで判決が下せる、よって国費の削減の為、国選弁護士をAIに置き換えるという判断がされるかもしれません。

 企業の顧問弁護士はどうでしょう。クレームにどう対応するか、新規事業は法律に反していないか、社内のコンプライアンス違や内部告発にどう対応するか、といった相談を処理していると思われます。弁護士に限らず、顧問、という立場の人はその人自身の力量に加えて、蓄えた人脈を生かして案件を処理しているのではないでしょうか。特に判断が難しい案件であればあるほどそうではないかと。なのでそうそう仕事は減らないと予想します。

 検事や裁判官は公務員なので、事務処理が簡略化されることで業務量が減っても、即ポストが減らされる、とは考えにくいです。

 気になるのは、資格を取ったばかりで見習いと称して専門職の周りで雑用を処理していたような人たち。まずはこのような人たちの行き場がなくなるのかもしれません。 

 

成長するためのヒントと、自分なりの回答

Q1、弁護士の仕事として今後残るのは?

 AIにまつわる新しい業務が増えている。例えば仮想通貨についてはいまだ運用のルールが決まっていない。よってその道の専門家になればまだまだ需要はある。

Q2、もし弁護士なら今後10年どうやって生き残るか?

 新しいベンチャー企業の立ち上げにかかわる手配業務がまだ属人的に行われているのであれば、それにかかわることで生き残る。ただしそれらがすべてAIに置き換わるのであれば難しい。土地の所有権など、その由来がずっと昔から続いているものであればまだ人が関わる余地があるかもしれない。人脈がものをいうジャンルに専念する。

Q3、弁護士として顧客をどう確保し続けるか

 ブログでお困り相談をする。今でも痴漢で誤認逮捕されたときは私の携帯に連絡ください、と案内している弁護士の方がおいでです。

Q4、医師の仕事はこれからどうなっていくか

 高齢者の対応はロボットに置き換わってい、医師は働き盛りの年代の対応に専念。

 専門医がカバーしている業務もAI,ロボット化。

 ロボットを遠隔操作しながらのオペが増える

 Dr.G 、症状から患者の病名を判断する総合医の需要が増える

Q5、病気の大半が予防できたら、病院はどう変わるか

 日常の医療行為よりも災害やパンデミックへの対応により重点が置かれる