【3年後に結果を出すための最速成長】②P31-P36 事務仕事の大半がなくなる? 

 赤羽雄二さんの新著 3年後に結果を出すための最速成長のお題について考える、その二回目です。

 

本書で述べられている内容

  • 事務仕事の大半、繰り返しが多く単調、集中力が必要な仕事は機械に置き換わる
  • まずは秘書的な業務、スケジュール調整やお店の予約など
  • 秘書は業務改善のためというよりシンボリックなもの、意識次第で減る
  • 他にも書類作成、回覧、出納業務、帳簿作成、決算業務、会議案内などが減る

 

自分なりの考察

 この項で挙げられているのは、秘書や受付係が行っている”偉い人”の身の回りの業務、および間接部門が行っている事務処理が今後減少していくということのようです。

 前者は、いまでも必須ではないのですが象徴的、もしくは偉くなったご褒美としてあてがわれている、だから減るだろう。後者は、単調で集中力の必要な業務は機械に置き換えたほうがよい。だから減るだろう。という趣旨ですね。

 

まだある秘書の仕事

 秘書の仕事の中で、お店や交通機関の手配、精算、スケジュール管理といった仕事は減ると思います。その一方で冠婚葬祭的なもの、例えば新聞のお悔やみ欄で見かけたこの人は当社の社長と関係あるの?とか新装開店のお店にいくらの花輪出す?のような、トップの人柄や気遣いを感じさせるような件についてはまだ人間に任せるのではないでしょうか。

 もっとも、通販業者のサイトでも発注者の好みから、次のおすすめを提示する機能があるので、繰り返していく毎に精度の高い提案ができるのかもしれません。

 

合理性が求められない人たち

 営利企業であれば少しでも収益を上げてステークホルダーに報いるのが使命、なので合理性を求め、支出を切り詰めるよう心を砕くのだと思うのですが、世の中にはそうでない人もまた多くいるわけで。

 いわゆる雇用の受け皿として設けられているような団体、企業内で行き場のない人のために設けられた役職、そういったポジションにいる人は本来暇なのですが自分の存在価値を示すためにせっせと働きかけをします。

 新しい書面を作成、会議を立ち上げ、現役や現場へのご指導等々。

 excelを使って業務改善を行う、ビジネス書に紹介されている手法で業務改善を行う、そういったことすら行われずに存続している団体や職場がまだたくさんあると思われます。こういった雰囲気がこれからのAI革命で払拭されるのか、まだわかりません。

 それらが生き残っている理由を考え、これからの変化と考え合わせることでより現実的な予想ができるのだと思います。

 

生き残るためには

 AIの進展で何がなくなるか、理論だけでなく具体的にどの企業がどんな改善をしているのかに目配りしておく。(Googleアラートなどをつかう)

 これから消えてなくなるような業務には極力手を出さない。

 業務がAIに移管していく中で発生すると思われる業務を予想し、職場内では自分が一番うまくできるだけの技量を身につけ、実践する。

 世間話などで、現場や実務担当者が考えていることをくみ取っておく。

 自分の考え方や技量が世間並みか、ガラパゴスなのかブログなどでチェックする。