【ライブ日記】折坂悠太@金沢オヨヨ書店せせらぎ通り店

折坂悠太さんのライブに行ってきました

 

 折坂さんって、どんな人?

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2013年に活動を開始したシンガーソングライター

山陰生まれですがその後関東へ、海外生活もあり。

見た目は、俳優の菅田将暉さんから目力を抜いたような、優し気な青年です

言葉遣い

最初に発表したミニアルバムのタイトルが「あけぼの」

昨年リリースのフルアルバムは「たむけ」

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 アルバムも、それぞれの曲のタイトルも拍子抜けするくらいに簡潔ですね。

 自分は紀州生まれの小説家、中上健次の作品のタイトルのようだな、と思いました。

 

音楽性

「あけぼの」の中の作品は、良質な日本のフォークソングでした

「たむけ」の音楽は、無国籍フォークソングとでも称したくなる味わいです

www.youtube.com

折坂さんを知ったのが、ゴンチチのラジオ番組「世界の快適音楽」だったのですが

ゴンチチのお二人曰く「中南米の音楽の様ですね」。なるほど!

自分は中央アジアの草原が似合うかな、と思ったのですが。

海辺や都会の喧騒というよりは広々とした風景が似合う音楽、ということでしょうか。

個性的、圧倒的なボーカル

折坂さんの音楽の一番の特徴は、ガットギターの伴奏にサポートされて放たれる個性的なボーカル。心に響きます。

なんといえばいいのか、憑依系?シャーマニズムボーカル?

しゃくったりひっくり返ったりしながらメロディーを紡ぎだす独特の歌い方。

強いていえば森山直太朗さんとか矢井田瞳さんがサビで使う歌い方に似ているかも。

あの細い体のどこを響かせればこのような声になるのだ?と思わずにはいられない。

僕らが音楽の時間に学ぶ、西洋的な発声とは全く違います。

 

草原の羊飼いが、家畜を呼ぶときに放つかのような声、とでもいえばいいでしょうか。

 

昨日のライブ会場

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金沢市長町にある古本屋さん

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折坂さんの「窓」という曲に触発されて作られたフライヤー

 

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ステージの後ろには、本がいっぱい。

 

会場は定員の50人に迫る多くの聴衆。

折坂さんの出番は 19:10-20:10

ピアノ弾き語りが2曲、それ以外はギター弾き語り

共演の大野悠紀さんのライブが 20:30-21:30

圧倒的なボーカルで酔わせる折坂さんとは対照的に、繊細なボリュームコントロールを聞かせた緻密なギタープレイが気持ちの良い、よいライブでした。

締めとして二人の競演:

ブルーハーツの「赤い爆撃機

折坂さんの「キュビズム

アンコール:

大野さんの自作の曲

折坂さんは驚きのキャンディーズカバー「夏が来た」

優れたボーカリストは、何を歌ってもオリジナルのように聴かせてくれるということを改めて実感。

終了は22:00

 

時代空間を超えた素晴らしい音楽との幸せな出会いでした。

 

*付記:物販としてそれぞれCDを販売されていたのですが、自分はAppleMusicですでに「たむけ」をDLしていたので。。ごめんなさい。

 いまアルバム作成の対価や著作権料といったものがどのくらいこういった方々に入っているのか。

 おそらくバイトととかしながら音楽活動されているのでしょうね。

 次作はCD買います。

 ライブも行きます。

 ぜひ、素晴らしい音楽を作り続けてください。