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タラレバⅢ

今週のお題「私のタラレバ」

 このお題、自分にとってはツボだったようで、

一回目:タラレバつぶやいても楽しくないので、今の自分にタラレバは不要。

二回目:そうはいっても、振り返るとタラレバあるなあ。

そして今回三回目。

 

 今朝、読者登録している白クマさんの屑籠の新作読んでガツンと来た。

 この方の文章は自分のもやもやした気持ちのツボをついてくる。それから、まあいいでないの、とそっと背中を押してくれる。

 

p-shirokuma.hatenadiary.com

 今回のお題は、社会不適合者にとってのお受験。

 受験勉強に精を出のは、純粋に勉強な人だけではない。社会にうまく適合できない自分をカモフラージュするために学歴を欲する人もまた、受験戦士となっていたのだろう。ちょっと変な自分も、学歴を身に着ければそれなりに世間を渡っていけるんじゃないかな、とばかりに。

 

 これはまさに自分のことだ。

 

 高校のころからどうもクラスになじめない。クラブ活動では自己実現できていたが、教室では誰と話するでもなく窓の外を見ているような日々が続いていた。

 こうなったら、クラスの誰よりも偏差値高い大学行くしかないなあ。

 それで浪人して自分の母校となる東京の大学に合格した。

 その大学の四年間がキラキラしていたかというと。。

 部活動には打ち込んでいたが、その中で人間関係豊かになったかというとそうでもなく、心残りの多い悶々とした四年間となった。

 

 それ以降、自分の行動パターンがその方向に固まってしまったようだ。

 そこそこ有名な企業に就職できれば、それなりに社会渡っていけるかな。

 海外経験あれば、それなりに評価されるかな。

 資格取っておけば、それなりに評価されるかな。

 それぞれ挑戦して、実現はしたんだけど。それだけじゃあだめだった。

 資格なくても、学歴そんなになくても、海外経験なんかなくても、社内で上がっていく人はどんどん上がっていくし、対して自分は、ああすごいねえ、というレッテルはいくつも手に入れたけれども、社内の地位はさっぱり上がらないままだ。

 数年おきに職場をたらいまわしされ、もう、プライドがズタズタになったわ。

 

 本当に自分が取り組まなければ、身につけなければならなかったものは社会性。

 周囲の人とうまくやっていく能力。それがなければ会社という社会の中で上に上がることはできない。

 そもそも自分のような人間にとって、日本の大企業に入社するという選択は、果たして正しかったのか。

 どうも自分は、周囲から評価や称賛されたくて、わざわざ自分に向いていない進路を選び続けてきたような気がする。

 

 白熊さんのブログ読んでみて、そのことに気付き、少し考えが変わった。

 もういいではないか。

 間近に見て実感しただろう、会社でエラくなるのは大変だ。

 楽しくもない飲み会をはしごしたり、無理な営業目標を達成するために策をめぐらせたり。読みたい本も読めず見たい映画も見れず言いたいことも言えず、会いたくない人に会い、自分と合わない人を陰でこき下ろし、良心に反する指示を出して素知らぬ顔をしなきゃいけないかもしれない。

 無理無理!自分にはむりだわ。

 

 幸い、コツコツと日々取り組んできた結果、何となく状況を俯瞰する能力とか、エクセルデータのおかしなとこ見抜く力とか、どの国でも何とか過ごせる力とか、風邪ひきにくい身体とか。

 コツコツ続けてマラソンでそこそこの記録残せたり、下手だけどもブログに文章つづることができたり。 

 相変わらず一人だけど。

 まずは自分が満足できることを探し、その結果周囲のだれかに少しでもいい影響残せれば、それでいいんじゃないだろうか。

 現実にブーたれて残りの人生過ごしても、しゃあないしね。

 

 過去を振り返ってタラレバするよりも、得たものを将来に還元するよう心掛けたほうが、きっと自分のためになるのだろう。

 白熊さん、ありがとう。