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「ブロックチェーン・レボリューション」を読んでみました。

 今回は、最近急激に耳にすることが多くなった言葉「ブロックチェーン」について。
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/4478069964/no20170416-22/

 2016年12月1日に日本語版が発売されたこの本。

まずは読後感をA4メモ書き風に書き出してみましょう。

お題①:この本を読んで感じたことは?
  • 何かが変わるのだ、とワクワクしてきた
  • 自分もこの波に乗って、この先の人生を送れると楽しいかもしれない
  • 不安もなくはないが、今のママが安心というわけでもない
  • コロンブスや竜馬の時代の人も、こんなワクワクを感じていたのだろうか
お題②:この本の何にワクワクを感じたか
  • 事務処理や認証といった従来革命と無縁な部分にスポットを当てた革命
  • 何かを変えようとすると増えてしまう事務処理、それを消滅させるとはまさしく革命
  • 自分が社会人になってからずっと悩まされてきたことが一気に解決するかも
  • 無力感を感じる人もいるかもしれないが、自分にとっては仇討のような快感だ
お題③:なぜ事務処理がなくなるとワクワクするのか
  • 事務処理とは、目的を達するために行う手段でしかない
  • しかし、いつの間にか目的化してしまっている
  • 古い職場では事務処理に精通した人が珍重されてしまう
  • しかも、そのやり方が全体最適であるかといえばそうではない
  • それらがなくなるのは、一義的にはとてもいいことだろう

PART1:ブロックチェーンとは

仮想通貨の仕組みを応用して世界を変えてみよう、という試み。

 モノやヒト、組織のデータを積み上げ、事実を集積させていく。それらについての別のデータと照合を行う。それにより、新データが信頼に足りるか判断する仕組み。

 今までは

  • ご意見番の主観
  • 段階を追って作成された書類
  • 審議会による認証

  などのアナログ的な仕組みで認められた「信頼」というものがデジタル技術に置き換わる、ということのようです。

もちろん、それ自体は今でも一部行われています

  • クレジットカード:支払い能力なくしたとみなされれば使用停止
  • 重要施設への出退:事前に静脈パターンなどを登録した人でないと入れない
  • 会員制サイトへの登録:最近はFacebookGoogleのアカウント持っていれば入れるサービスも多いです

  ただしこれらはデータの管理を一か所のサーバーで行っています。

  ブロックチェーンの特徴は、これらのデータを多数のコンピュータでもって分散して管理していること、のようです。

   いまのところ、文系人間のが理解しているのはこのあたりまでです。

 以前読んだこの本を改めて読んで、理論を叩き込むつもりです

https://item-shopping.c.yimg.jp/i/g/neowing_neobk-1674029

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PART2:これで、何がどうなるのか

 本書で述べられていること、私の想像が混在しております。

 できましたら、本書をお読みになった皆さんがれぞれの予想をFacebookのグループなどで披瀝しあえば、楽しくなるのではないかと思います。

①例えば契約書。

 契約書というのは複数の当事者間の約束事をまとめたもの。約束事が破られればその時点でその契約はパーになります。今はそれらは口約束ならぬ紙約束、違反しても周知されなかったり手続きの漏れや遅れで失効しない可能性もあります。

 ブロックチェーンによって一つ一つのデータを共同で管理しておけば、

  • 当事者の経営が破綻した際にその企業が締結した契約はすべて無効に
  • 契約にうたわれた業務が終了すれば、即料金の決済手続きが完了
  • 納入された物品のスペックが覚書と相違していた場合、即違約金が支払われる
  • 契約データが完成され次第、印紙税システムによって納税手続きがなされる

等々の処理が自動的に行われるのではないかと思われます。

これらは機械的に粛々と行われてしかるべきものですが、紙で執り行われているがゆえに衝撃的なほど無駄な手間と時間がかかっています。

②会計業務

いわゆるお金を扱う部門の管理業務について。

  • 進化が進んでいる組織、部門とそうでないところの差が歴然としている業界
  • 特定の担当者がずっとその業務に執いているため、精通はしているが改善できない人が多い
  • 特定の担当者がずっとその業務だけ行っているため、ブラックボックス化する
  • 直接お金と接するため、誘惑に負けてしまう人がいると聞く(映画「紙の月」のような)。
  • 改善、省力化されると減員されることが明白なので自発的な改善は見込めない

 事実の積み上げと現状、フローとストックの照合で正誤の判断ができる分野なので、一番ブロックチェーンとの親和性があるのではないでしょうか。

 札束や集金バッグ、賽銭箱にスマートフォンをかざせば、それがいくらか分かり、会計システムに送り込める仕組みができれば、銀行のホワイトカラーの時間外労働を一気に減らせるのではないかと思います。

③組織のマネジメント
  • トップの鶴の一言で決まってしまう
  • その決定が正しかったか、直近の業績以外では判断できない
  • そうこうしているうちにトップはご栄転してしまう
  • しわ寄せを受けるのは、残されたメンバー

  集積されたデータを読み解くことで、もっと的確に判断、レビューできないか

④寄付金、募金
  • 被災地への支援金、現地へ届いていないことが多い
  • お金を数え、送るコスト、耳目を集めるためのイベントのコストなど無駄が多い
  • 海外送金は時間がかかり、また手数料もハンパでない
  • 送る人、受け取る人それぞれがスマホで情報をやり取りすれば無駄なコストは減り、浮いたお金をまた支援に使える
  • ポケモンGoの課金システムと災害義援金のシステムが連携できれば、何か楽しいことができそうな気がします。レアポケモン捕まえたら10円寄付、とか。

 そういった情報の共有にも、ブロックチェーンは有効ではないでしょうか

余談:そもそも千羽鶴や寄せ書きを作るお金や時間があればその材料費を募金したり、その時間でバイトしてそのお金を送ればいいのです。

(ピントのズレた)手間をかけることが美徳、という一部日本人の考え方がブロックチェーン革命の大きな障害になるかもしれません。

➄税金の使い道と社会への参加意識

 個々の国民がどのような形でいくら税金を納め、どう使われているかを知れば、有権者投票行動は大きく変わるかもしれません。

  • 納めた税金が役に立っている、という意識を持つことで勤労意欲が増す人
  • 引きこもりやめて少しは働こう、と世間に出てくるニートたち
  • 自分は社会保障で支えてもらっている、と実感して無駄な病院通いをやめる高齢者
  • 税金が役人の天下りの原資に使われている、と筒抜けになれば早晩消滅するでしょう
  • 裕福な高齢者が国に資産を寄付することで、社会的な賞賛を実感できる仕組みができるといいですね(伊達直人システム)
  • 政治評論家の顔ぶれも、政治家との付き合いが多い人から、データを読める人、に代わるかもしれません。
⑥ショービジネス、アート

 この本を読んで知った意外な事実の一つ

  • ショービジネスには新旧のビジネスモデルが混在している。一般のビジネスに従事しているものが参考にすべき点も多い。
  • SpotifyやAppleMusicに未来的な雰囲気を感じていたが、ピンハネをする階層が一つ増えただけらしい。
  • BobDyran氏のスピーチにもあったように、アーティストには創造性に加えてマネジメント能力も求められる。酒や薬に溺れているものにつとまる世界ではない。
  • いまイモージェン・ヒープ他のアーティストたちが、今の時代にふさわしいショービジネスの仕組みを作り上げようと試行錯誤を続けている。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0028Y5MY0/ref=pd_lpo_sbs_dp_ss_1?pf_rd_p=187205609&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_t=201&pf_rd_i=B000B7BZM4&pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_r=QE8YNYC7GSXYQMSV3XJQ

イモジーン・ヒープさん

初めて耳にする名前でしたが、試しに聴いてみたところすごくいいです。

良質の音楽を紹介してくれるビジネス本、そうそうあるものではありませんね。

 

ブロックチェーン・レボリューションの障害となるもの

  • 未だ技術が確立していない
  • 権力側にとって正しく、民衆にとっては不利な使い方をされる恐れがある
  • 既得権益を握る層からの反発、妨害
  • ブロックチェーンの暗号技術ををあっさり凌駕する技術の出現(量子コンピュータなど)

 

文系の自分に何ができるか

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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/4163902465/no20170416-22/

 まずは、変えるべき今の世界の仕組みがどうやってできてきたのか、一つ一つ理解していこうかと。

 ブロックチェーンを別名、分散型台帳とも呼ぶそうです。ではその台帳にはどんなものがあるか、この本にヒントがあるかと思い、先ほど発注しました。

 

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ブログ書く前に作成したチャレンジシートです。