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アクション・リーディングでゆく年くる年

書評、テレビ、映画の感想など

あけましておめでとうございます。

 2017年に入ってもう10日経とうとしていますが、2016年に読んだ本達を振り返り、今年の抱負を考えたいと思います。

 まずは一般の書籍、後半でアクション・リーディングを考案、提唱された赤羽雄二さんの著作について述べさせていただきます。

1.アクション・リーディング編

まずは2016年、印象に残った本たちを紹介します。

Part1.イノベーションとモティベーション

 ①フツーの会社員だった僕が、青山学院大学箱根駅伝優勝に導いた47の言葉/原晋

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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/477620892X/no20170416-22/

 箱根駅伝三連覇を達成した青学大陸上部の原監督を最初に紹介します。

原監督、そしてこの本のすごいところは

  • 取り立てて新奇なことは言っていない
  • そのうえで結果にしっかりコミットしている
  • 発する言葉が腹落ちする、そしてわくわくさせてくれる
  • 他の分野のメソッドを持ち込んで、古い体質の組織を活性化

今、イノベーターという言葉が一番似合う方だと思います。

 そんな原監督、これからは日本マラソン界の立て直しに一肌脱ぎたいとのこと。

 2017年も注目を続けていきたい方です。

 ②非営利組織の経営/P.F.ドラッカー

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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/4478307059/no20170416-22/

こちらは一転、古典ともいえる名著です

「アクション・リーディング」のおすすめ本の筆頭に挙げられていたので図書館で借りて読みましたが、返すのが惜しくなり本屋で改めて買いました。

 予想通り、用語や難しい言葉がたくさん出てくるのですが、思いのほかすいすい読み進められ、不思議とやる気がわいてきます。大御所でありながら、経済の末端を支える名もなき人達への想いを欠かさない著者の人柄が伝わってくるようでした。

Part2.レキシを見る目、鳥瞰と俯瞰

③それでも、日本人は「戦争」を選んだ/加藤陽子

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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/4101204969/no20170416-22/

静かなノモンハン/伊藤桂一

➄映画「硫黄島からの手紙」/c.イーストウッド

 

③は、明治維新以降、国際情勢の中で日本が何度も「戦争」を選ぶに至った経緯について、高校生に行った講義をまとめたものです。

 我々も歴史の授業であまり教えてもらっていない(受験に出ない)事項なのでまさに目からウロコでした。講師(著者)の生徒との掛け合い、講義の進め方も参考になります。

④は残念ながら廃刊です。図書館で借りました。

 戦場で兵士達に何が起こったか、心理的、生理的な視点から淡々と述べています。静かな描写が、戦場に斃れた市井の人たちの無念さをより引き立てています。

➄は映画ですが、時代や舞台、作者の国籍は違うものの④と似た視点で制作されています。④を入手できなければ➄を見て頂いても同じ想いを持つと思います。

③は一貫して政治家、為政者目線、④➄は徹底した現場目線です。

 歴史を知るには、いろんな角度から描かれた事実を知ることが大切。批評や評論はそのあとでよい、と知りました。

⑥クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝国/若桑みどり
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 レキシ編、もう一冊

 織田信長の時代にバチカンに派遣された伊東マンショ千々石ミゲル中浦ジュリアン原マルチノの4人の少年、そして彼らを取り巻く日本と世界の情勢を綿密に描いた作品。

  • 日本は昔からずっと世界と交渉していた
  • スペインとポルトガルの覇権争い、信長から秀吉への政権移行が少年たちの運命をもてあそんだ
  • はるばると波頭を超えて日本に来た宣教師たちのバイタリティーのすごさ
  • 宣教師の人柄、その人事異動、という要因でも、日本のキリスト教政策は変わっていく
  • 戦国大名、地方の領主、名もなき農民、異国の布教者や政治家、宗教指導者などあまたの登場人物達を、歴史を形作るピースとして分け隔てなく表現する著者の筆力
  • 最後の最後、唯一残した情緒的な表現が泣かせる

 読み込むのは大変でしたが、出会ってよかったと思わせる作品でした。

Part3.人の想像力、表現力のすごさ

⑦消滅世界/村田紗耶香

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 著者の村田紗耶香さんはその後「コンビニ人間」で芥川賞作家となられたのですがその前の作品。男性が未来社会を描くとメカや宇宙が真っ先に来ますが、女性目線では?

 なるほど、そうくるのですか。ちょっと怖いけどリアルだ。。という作品です。

⑧死んでいないもの/滝口悠生

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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/4163904123/no20170416-22/

 この方も芥川賞受賞されていますね

 亡き母の法事を舞台に、それぞれ事情を抱えた登場人物達が、集まったり集まらなかったり、何かしたりしなかったりしながら時を過ごす話。

  アクション・リーディングをはじめて最初に読んだ文芸本、どうまとめようか、とずいぶん当惑した記憶がありますが、今もそのまったりした感触が記憶に残っています。

 猪熊弦一郎さんの作品をあしらった表紙も素晴らしいです。

Part.4 どんな未来がまっている?

⑨仮想通貨革命/野口悠紀雄 

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⑩ブロックチェーン・レボリューション/ドン・タプスコット,アレックス・タプスコット

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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/4478069964/no20170416-22/

  google alertsに「ブロックチェーン」「ビットコイン」を登録しているのですが、昨年末からヒットする記事が増えているような気がします。

  これから何が起こるかわかりませんし、私自身まだこれらの本の内容を理解し切れていません。でも、これらは読んでおいたほうがいいのだろうと思い、選考しました。

2.赤羽さんの著作

⑪アクション・リーディング

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⑫ゼロ秒思考 行動編

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⑬ゼロ秒思考

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⑭成長思考

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受けた学びの大きかった順に並べました。

⑪アクション・リーディングはすぐに身につきました。本だけではなくいろんな学びに応用できるメソッド。おすすめです。

⑫「ゼロ秒思考 行動編」昨年末ぎりぎり圏外だったのですが、有馬記念よろしく最終コーナーから一気にランクアップです。

 ブログを作っていたら、今まで眠っていた「2x2フレームワーク」のアプリが自分の脳内で起動、作ってみたところ腹落ち良くまとめることができました。

 それ以降、お題を見つけるたびにメモ書きの4行箇条書きと、2x2フレームワークが脳内に湧き出るようになっています。

⑬「ゼロ秒思考」A4メモ書きもマイペースで続けていたのですが、昨年末に一年のまとめをしていた時に突然「ぐいぐい来る」ようになりました。

 赤羽さんの著作のあちこちでおすすめいただいたブログも、ようやく始めた次第です

⑭成長思考

 この本で提唱されているイデアメモはまだ習得中。2017年に開花するか?

 アマゾンから届いたこの本を、翌朝ベッドの中で読んでいた記憶が残っています。

 

 最後に:今年の抱負

 基本的に⑪⑫⑬⑭のメソッドを繰り返しながら成長したいと考えています。

 ただ、すべての思考、作業がまだまだ遅いのが悩みです。

今回圏外だったこの本こそ、もっともっと読みこまないといけないですね。

 「速さは全てを解決する」

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 2017年もよろしくお願いいたします。