A4メモ書きは、ほかのメソッドを後押しするツールでもある「認知療法とのコラボ」

投稿五回目です。

 

 A4メモ書きは、それ自体が自分の考えを深堀し、問題解決に近づけ、心をすっきりさせるためのメソッドですが、ほかのメソッドを支援するツールにもなります。

 宇宙船やロボットの操縦室、ソフトウェアを収めたカードを差し替えることで一気にパワーアップ!!新しい必殺技を繰り出して形勢逆転、敵をせん滅、みたいなシーンが時折映画で見られます。

 A4メモ書きにも同じような機能効用があるのではないかと、本気で考えています。

心の病に陥らないために

 赤羽さんも時折触れられている通り、職場で心を病んでしまい、成長、自己実現どころではない状況に陥ってしまう人がまだ大勢日本にはいます。
 ストレスを与える側に改心してもらうことも大事ですが、ストレスに弱く、物事をネガティブにとらえる癖がある人もまた、心のトレーニングが必要ではないでしょうか。

books.rakuten.co.jp


自分の「こころのクセ」を知る
気分と行動の悪循環から抜け出す
呼吸法、睡眠法で身体をリラックスさせる
認知療法への待望の入門書
(本書の帯より引用)

本書の内容

 心を病む人は外部刺激をネガティブにとらえがちで、答えの出ない問いをぐるぐると繰り返し、どんどんアリ地獄にはまってしまうという傾向があるそうです。

 この本では、認知療法の第一人者である大野裕さんが「外部からの情報の『認知』の仕方、心のクセを見つめ、改善することで心の病のリスクを減らす」ことを提唱されています。

 その活動を進めるために「非機能的思考記録表」というシートを用いて自分の心の動きの癖を俯瞰し、改善することを進めています。

 私も何度かこの手法を試してみたことがあるのですが、シートを作る際にどうしても「考え込んで」しまうのですね。

 「0秒思考」にもある通り、考え込んでしまう時点でその人のナマな思いや感情から離れてしまいます。しかも、心を痛めやすい人は、はたから見ててもわかるくらい、考え込みがちな人が多いです。

心を開放するには、考え込まずにバシバシ書く!!

 そこで、認知療法とゼロ秒思考=A4メモ書きのコラボです

①いやなことが起こったら、すかさず白紙のA4用紙をとりだし、思いを書き出します
  • その時、具体的に何が起こったか、何を言われたか
  • その場には誰と誰がいたのか
  • その時の自分の具体的な気持ち
  • その時自分はどのような行動をとったか
  • 相手は、どんな思いでそんな行動、発言をしたと思うか
②言いたいこと言ったら、次に俯瞰を試みます
  • 相手がそう思ったと、なぜ思うか

  • そこに、自分の考え方の癖が入っていないか

 落ち込みやすい人は、以下のような考え方の癖を持っていて、それが理由で過剰に傷ついたり、落ち込んだりしがちだそうです

  • 白黒つけたがる
  • ~べき、と結論付けたがる
  • 自分を責める
  • 深読み
  • 先読み

 なので一度ばばっと、A4メモ書きで思いを書き出したうえで読み返し「あれ、自分また同じ考え方してるぞ、いかんいかん、ただの思い込みだったか」という風に俯瞰できるようになれば、それだけ心が強くなるのです。

メモ書きとのコラボが有効な理由

 大野さんもおっしゃっているのですが、考えるほど、余計な想いをトッピングしがち、解決のためには、極力ナマの感情に近い思いを書き出すことが大切、であれば世界最速の試行整理法、A4メモ書きをするのが一番有効です。

ぜひ、悩みを抱えてる人皆さんに取り入れて頂きたいと願っています。

 

余談(副産物)

 この本を読んだのは赤羽さんの著作に出会う前のことでした。今回ブログ書くために久しぶりにこの本を開いてみましたが、A4メモ書きのスキルアップのためのインプットに最適な本の一つだと思います。

 自分の考え方の癖にはどのようなものがあるか、俯瞰して考え、把握できていれば、A4メモ書きもさらにぐいぐい進められますね。

 いずれ改めて、アクション・リーディングのFacebookグループでも紹介します。