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【書評】「原因と結果」の経済学

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先日日経の読書欄で紹介されていた本。ピンと来てさっそく読んでみましたが、これはよい本です。

 

世間の「通説」は間違いだらけ!?

まずは簡単な質問から。

  1. 松岡修造さんが海外取材に行くと、日本は寒くなる。
  2. ニコラス・ケイジが主演する映画が多い年はプールでの溺死者が増える。
  3. 偏差値の高い大学に行けば、その後の収入は増える。
  4. 健診を受ければ、その後長生きできる。
  5. 勉強が優秀な子は運動もできる。
  6. 子供にテレビを見せると、成績が落ちる。
  7. 優秀な経営者には、ジム通いをする人が多い。
  8. 警官の数が増えると、犯罪の件数も増える。

 

さて、これらの通説のうち、正しいのはどれでしょう?

実は、すべて間違いです!

本書のテーマ「因果推論」

一体どういうことなのでしょう?

まずは、これらの問いをもう一度見直し、考えてみましょう。

  1. 松岡さんの存在と、気象現象に何の関係がある?(偶然の一致)
  2. ニコラス・ケイジの何が、溺死者と関連付けできる?(偶然の一致)
  3. 偏差値の高い大学に行ける人は、もともと能力が高いのでは(原因と結果が逆)
  4. 教育熱心な親が、勉学も運動も熱心に習得させているのでは?(第三の理由)
  5. 健診を受ける人は、もともと健康意識が高いのでは(原因と結果が逆)
  6. 子供に教育関連の番組を見せても、成績は落ちる?(条件が不明確)
  7. ジム通いしない経営者、優秀でない経営者とどう比較している?(証明不能)
  8. 犯罪件数が多いから、景観を増やしたのでは?(原因と結果が逆)

もう少し踏み込んで説明すると

  • 一方が変化すると、もう一方も変化する現象がある。
  • それらが、原因と結果の関係にある場合「因果関係」といい、偶然の一致で、お互いに影響を与えていない場合は「相関関係」という。

 なので、上記の仮説は、たまたま関連があるように思われるけれども、実際に影響を与えているわけではない「相関関係」にある事象なのです。

 因果関係、相関関係は数学や論理学、医学や疫学の世界で用いられてきた概念なのですが、経済・社会学の分野に応用され始めたのは1990年代、意外と遅いのだそうです。

 

「筋の良い」考え方に必要なもの

 思い付きや偶然の一致ではなく、因果関係が認められることを証明するためには以下のプロセスを経ることが必要です。

  1. 「原因」と思われる事象は何か
  2. 「結果」と思われる事象は何か
  3. それらはまったくの偶然ではないか
  4. 他の要因が絡んでいないか
  5. 原因と結果が逆ではないのか
  6. 反事実と比較してみる
  7. 比較可能な形に整えてみる

全くの偶然?

そもそも関連付けが難しい事象は3.全くの偶然と考えるしかありません。

 松岡さんは確かに熱い心の持ち主ですが、気候の暑さとの関連を説明できません。ニコラス氏の映画と溺死者については、そもそもそれらの溺死者がニコラス氏の映画を見たのか、その映画を見ることと溺れるという事故にどんな関連があるのか、仮説を立てることも難しいのです。

 ただし、株の世界においては、たとえその出来事が全くの偶然に過ぎなくても、その出来事を予想した株価の変動は起こりえます。

 松岡さん出国⇒日本は寒くなる、と予想⇒鍋料理がその時期はやるかも、と予想⇒関連企業の株上昇、という現象は十分起こり得るのです 

メタボ健診には意味があるのか?

健診に行く⇒長生きできる

 これを証明するためには、アンケートなどで健康への意識を調査し、同じ程度の意識を持つ人同士で健診を受けた、受けていないの二つのグループを作成、それぞれの余命を追跡調査する、あるいは、健診を受けるかどうかをくじ引きなど、本人の意思や意識と関係のない方法で決める必要があります。

 デンマークでこのような調査をしたところ、実は健診の受診とその後の疾病率、余命には関係がないのでは?という結果になりました。

 このような調査には長い時間と多くの費用がかかるため、なかなか実施には至りません。だからと言って、追跡調査は不可能、不要といえるでしょうか?
  日本でメタボ健診に費やされた費用が1200億円、その効果がどれだけあったかについては証明できていない、という事実を鑑みると、そもそもその健診は何のため、誰のために行われたのか?という疑問が発生します。

テレビを見ると成績は「落ちる」のか?

 このことを証明するには、似たような家庭環境の子供同士でテレビを見ているグループ、見ていないグループを作ってテストの結果を比較する必要があります。

 この場合、過去と現在の比較、という手法は適当ではありません。

 中間テスト前はテレビを見なかったので良い点数、期末テスト前はテレビを見たので悪い点数、という比較にはあまり意味がないのです。

 中間テスト、期末テストの比較では、テレビ以外の条件も異なってくるので、テレビ自体の影響がどれだけあったか判別しがたいのです。

 また、テレビを見るとなぜ成績が悪くなるのか?ということについても仮説を立て、条件をそろえて調査を行う必要があります。

 収入が低く、テレビ以外に情報を得られない階層の子供がテレビを見なくなると、情報源がなくなるので成績は低下し、塾や参考書などで勉強している子供がテレビを見ると、学習時間が減るので成績が低下する、という考え方もできるのです。

反事実を想定、正しく比較して真実に近づこう

去年は広告を出したから売れた、今年は出さなかったので売れなかった。

 いかにもありがちな「分析」ですが、学問としての調査ではこのような分析は受け入れられません。去年と今年では、広告を出した、出さない以外にもいろんな条件が異なっているからです。

 広告の効果について調査を行うには、同時期に広告を出した地域と出さなかった地域の売り上げを比較すること、比較の対象は似た地域性の場所であることが必要です。

 所得の高いA地域で高級時計のCMを流し、低いB地域でCMを流さない。結果としてA地域では時計がよく売れた。だから、B地域でもCMを流すべきだ、という説明は通るでしょうか?

 仕事がほしい広告代理店はこのような売り込みをしてくるかもしれませんが、広告料を払う立場の時計メーカー、販売店はやすやすとこの提案に乗るべきではないでしょう。

個人の経験と、一般的な法則とは違う

  • 優秀な経営者はなぜ筋トレをするのか?

  • できるセールスマンはなぜ朝活をするのか?

  • セレブが実践した、驚きの〇〇ダイエット

  • 子供を東大受験に成功させた母親が語る驚きのしつけ

 書店に並ぶベストセラーには、このようなタイトルのものが結構あります。これらをすべてうのみにして、はたして良いものなのでしょうか?

 その成功の原因が、その本に書かれていること以外によるかもしれないし、その成功が、ずっと続くのか、一時的なものなのかわからない。

 読み物としては楽しいけれど、実用性については疑問符が付くものが多いのでしょう。

まとめ:リテラシーを身につけ、より効果的に情報とつきあうようにしよう

「因果推論」は真実に近づくための方法の一つですが限界もあります。

 条件をそろえて比較しようにも、隠された体質やカルチャーの影響を完全にぬぐうことは難しく、ある地域で適用できる説が、他の地域では通用しないこともあります。

 人の行動がすべて理路整然とした動機によってなされるわけでもありません。

 ただ、世に出回るいろんな意見や批評、宣伝文句を、いったんこれらのフィルターに通してみることで、より真実に近づき、賢い対応ができるようになるのはまちがいないと思います。

 

【マラソン日記】2017.04.08 お花見ラン

 

 

季節の変わり目にちょっと思ったこと

年度が替わったという実感があんまりなかった。

 運送に関わる会社の場合、年度末といえば何といっても引っ越しシーズンなのだ。自分が手伝いに入ったり職場の誰かが手伝いに入って半月位姿見かけなくなったり。

 今回、引っ越しとあまり関係のない部門に身を置いているために、年度が替わったという感覚がなかなか持てなかったのだ。

 気楽といえば楽だが、そこはかとなく寂しさも感じてしまった。

 そんな時、あの頃を思い出す。

 2003年に10月に長野県諏訪市に転勤になり、その後半年位慣れない職場と仕事に当惑する毎日。翌2004年の4月はじめ、休日に一人慣れない端末を使って収入計上の作業をしていた。

 諏訪では6年に一度、御柱祭りという地域を挙げての大きな祭りが行われる。

 赴任時は「御柱の時期に転勤してくるとは、ついてるねえ」と言われたものだったが、実際には仕事にも環境にも慣れないまま、祭りも見れずに過ぎてしまった一年半だった。良くも悪くも、その時期に孤独への耐性が身についたように思う。

 

 ともあれ、仕事やらイベントやらで仲間とともに年度の変わり目を実感できる人は幸せだな、と思う一方、そうでない人にも新年度の到来を実感させてくれるのが桜の花なのかな、と。

お花見ランの季節

今朝、金沢中心部を走ってみた。

 いつの間にか7分咲き位になっている桜たちにびっくり。昨日から急に気温が上がったので、間もなく満開、来週一杯位が見ごろとなるのだろう。

 前田利家公と石川門と桜。

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浅野川界隈の桜

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やはりいいものだな、桜は。

 

さて、

 3月19日の金沢ロードレースで気持ちよく自己新を更新、来週4月16日の長野マラソンではぜひ念願のサブ3.5をマークしたいと思いつつ準備を進めているのですがここで字最近のトレーニング状況を確認。

以下 日付、走行距離、㌔あたりのラップタイム

Mar.19  21.36km  4'36/km (金沢ロードレース)

Mar.20  24.00km  5'19/km

Mar.26    5.01km  5'07/km

Mar.26  16.28km  5'05/km  

(前日3時間睡眠で体に力が入らず、くじけかけたが気を取り直して21km走破)

Apr.01  30.00km  4'59/km

Apr.02  11.00km  6'06/km

Apr.08  18.50km  5'18/km

 

 長野マラソンのレースプラン

 スタート~5km位までは流れに合わせておそらくゆっくり、その後5'00/km 程度で巡行。後半は体調鑑みながら4'45-50/km で走れればサブ3.5達成の可能性もあるのかな。

 ただし4月1日に30キロ走ってから体が回復していないのか、2日、8日のトレーニングともに体が重く、走るたびに股関節にじわーんとした疲れを感じている状態。

 こうならないよう、日頃からスクワットで股関節鍛えていなければならんのだな。

 2日が疲れのピーク、16日の本番に最高の状態まで回復できるのか、このままモヤモヤっとした状態で懐かしい長野の地を走るのか、今のところ見えてない状態です。

 昨年10月の富山マラソン前のトレーニング状況を見直してみた。

 直前ひと月の間に20回、230㎞こまめに走り込んでいた。前の週に23kmを 5'19/kmのペースで走破しているな。

 明日はどうしよう。

 おそらく来週中には散ってしまうであろう桜を惜しんでもう一回お花見ランするか、足の回復を期して休むか。

 

ふと起きて、その時判断するとしよう。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月を迎えての独り言

年度が替わりました。

 寒いのが嫌いな自分にとって、春の到来はウキウキな気分のはず。

なのですがどうもこのところ気分が晴れず、ただ時を過ごすだけの毎日。

 いつからこうなったのだ?

 ありがたいことにデジタルデバイスに自分の活動の痕跡が残っており、いつどんな状況だったか、心の中以外は記録されていた。

 

 1月は結構やる気満々で、始めたばかりのブログ、どんどん書いていた。

 2月もブログ書いていた。職場のローテーションで仕事の負担が減り、早く帰って課外活動に精を出せたみたい。

 3月に入って急に停滞。

 休日の割り振りの都合上、休日6日、その中でも帳簿外出勤や夜間の立ち合いがあったので実際の休みはもっと少なくなった。

 新職場に入って半年たっても仕事の理解が進まず、ミスが多いと叱責されるなどしてどんどん脳のストレスが増えた。 

 マラソンのトレーニングを再開。それ自体はいいのだが書籍やブログに親しむ時間が減った分、心のトリートメントが足りなかったように思う。

 貴重な休日のAMジョグをし、その後ビールを飲んだりなんかすると、もう一日ぼんやりと過ごしてしまう。

 さらに。

 時間がないので服をクリーニングしたりぼろ靴を買い替える暇もなく、どんどん会社と自宅を往復するだけの毎日になっていった。

 職場の機構改正で、なじんでいないこの職場に定着しそうという展開が見えてきてさらにモティベーションが落ちる。

 

 週に一二回、ふうっと意識が遠くなるような感覚になることがある。

 要領を得ない業務指示を受けたり、自分の将来が明るくないな、と思ったときそうなる。この状態が続くと、と思うと不安は大きい。

 

 そんな悩みが今日の午後になって少し軽くなった。

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 自分のもやもやする気持ちは、自分自身ではなく、自分の心が持っている考え方の癖が生み出しているのではないか。それによって自分が損してしまうのであれば、その考え方は自分にとって有害、ということだ。
 この、認知行動療法の考え方はずっと前から知ってはいたのだが、改めて自分に当てはめて考える機会を得られたことで、少し気持ちが軽くなった。

 

 そしてこうやってブログに思いを書き留めることで、また少し気が楽になった。

 見返してみれば、停滞していたのはほんの数週間、これからまた取り返そう。 

 

【マラソン日記】一年続けてみて思ったこと(基本はペース走)

 昨日の金沢ロードレース。

 マラソン挑戦からちょうど一年、節目となるレースでした。

 

 ちょうどいいので、ここでざっくりと振り返ってみようかと。

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春色のTシャツが参加賞でした

マラソン=セルフマネジメント 

 人気ブロガーの方に言わせると、ブログとは「セルフマーケティング」なのだそうです。つまり、自分の文書を世に解き放ち、反応を見てどうすれば世間の人々に自分を売り込めるか試行錯誤するプロセス、とのこと。

 そうですよね、自分もコツコツ文書書き溜めていますがまだ日記の延長、独りよがりな内容が多くてなかなか多くの人に立ち寄っていただくまでに至っていません。

 では、マラソンは自分にとって何なのでしょう。

  •  目標を設定する
  •  目標を達成するために練習する
  •  実際に走ってみて、成果と結果を比べてみる
  •  成果と課題を認識、次の目標を設定、実現するためにまた練習する

 なんだか企業のPDCAみたいですが、

  •  目標実現のためにあれやこれや試してみる。
  •  あくまでも結果は周囲からの反応や評判ではなく、自分がたたき出す数値。

 ということを鑑みると、一種のマネジメントなのだろう、という気がしてきました。

 

溺れながら、泳ぎ方を覚えるような感じ

 マラソンで大事なのは、気持ちと体のバランス保ちながら自分の目標を目指す、ということなのだろうと思っています。

 文字で書くと当たり前のことなのですが。

 最初のフルマラソンで身に染みたのですが、そもそも20キロとか40キロをガンガン走るという行為は現代の生活で必要とされているわけではなく、むしろ体には悪い活動なのですよね。

 だから、準備のないまま突っ走ってしまうと、体が限界を迎える前に脳がストップをかけようとするのではないかと思うのです。

失敗レース

 昨年の黒部名水マラソン。

 初のフルマラソン、意気揚々とスタート、ぐいぐいと前の選手たちを追い抜き、30キロまでは想定ペース。
   初マラソンでサブフォー達成か?と色めき立ったのですが30キロ過ぎで脚が止まり、その後は走っては歩き、また走りの繰返し。

 ふらふらしてまっすぐ歩くのも難しい状況、給食所でもらえるはずだった名物の"塩ソフト"も手に取ることができませんでした。

 ゴール後は吐き気と腹痛に襲われ、帰りの新幹線でもトイレにこもったまま。。

 何だこの症状は?これがマラソンか?自分には無理なのか?

"35キロの悪魔"は車酔いのようなもの 

 しばらくして、下痢&吐き気という症状は自分にとって初めての経験ではなかったな、と思い出しました。

 メキシコへの海外出張中、二か月を経過したころに急に体調を崩したのです。

 お医者さんの診断はsickness ではなく intoxication。

 体のどこかが壊れたのではなく、車酔いのように器官のバランスが崩れた状態、とのこと。症状を抑える薬を処方してもらうにとどまりました。

 ああそうか、マラソン中に崩れた自分の体調も、筋肉や関節、内臓が壊れたわけではなく、バランスが崩れた結果だったのか。

悪魔の正体の仮説

 長時間走り続けることで血液が手足の筋肉に集中

 ⇒その他の器官への血液の供給が滞る

 ⇒血液をもらえなくなった器官の機能が低下

 ⇒呼吸するごとにむせたり、下痢気味になったり、平衡感覚が崩れる

 ⇒脳は、体がどうかしてきたのは走っているためだと判断

 ⇒何とかして走ることをやめさせようと、脚が止まるよう信号を送る

 これが35キロの悪魔の正体なのでは?と思ってます。

 こうなってしまったら、走り続ける限り体調は戻りません。そのレースは失敗です。

繰り返さないためには、自分の体に教え込むこと。
  • 30-40キロ走り続けることは自分にとってノーマルな行為。
  • だから、手足に過剰に血液を送り込まなくてもいい
  • ちょっと内蔵の機能が低下しても、脚を停めるような指示を出さなくてよい
  • 走り終わったら、体が回復するよう休息と栄養補給はするからね

 だから自分の想定するレースペースで20-30キロ走り続ける、という練習は必要なのだろうと思います。脳に教え込むために。

 

会心のレース、ゾーンに入る方法【課題】

先日、名古屋ウィメンズマラソン走った友人のコメント

  • つぶれるかなと思いつつちょっととばしてみた
  • 最後までスピード落ちることがなかった
  • 終盤は、周りの人がえらく遅く思えて、すいすい抜いていった。
  • で、その結果が4時間1分。もうちょいでサブフォーだった。
  • その人のラップ表、最初から最後まで28分台/5㎞となっていて実に美しかった。

 自分の最高のレース、富山マラソン2016もそうだったのですが、会心のレースには以下の特徴があるようです

  • 自分の想定ペースよりもちょっと早い
  • ペースが落ちない
  • むしろネガティブラップ(前半より後半のほうが早い)である
  • 終わった後も体の回復が早い

 ”一分一秒を削り出す”という名言があるのですが、ゴールと同時に倒れこむような走り方をせよということではありません。

 駅伝でもある光景ですが、上位でゴールインする選手はガッツポーズに笑顔、繰り上げスタートになってしまうチームのランナーはゴールでばったり倒れてしまう。

 この違いは何なのでしょう。

 結果を出すこと=一生懸命必死に走ることではないようです。

 がつがつと前の選手を追い越すレースでつぶれてしまい、すいすいと早いランナーに抜かれてしまうレースでベストの記録が出せているのが不思議です。

 

 体と相談、手なずけながらベストの記録を引き出すのが秘訣なのでしょうか。

まとめ

 ともあれマラソン二年目

  •  体を壊さぬよう、負荷⇔休息のバランスを重視しながら練習する
  •  睡眠と栄養に気を配り、体を壊さないように気を付ける
  •  ハーフ:90分、フル:210分を目標に据える
  •  本番のペースが練習よりずっと良いので、練習でのペースも上げる

 

 

 

 

 

マラソン日記【第32回金沢ロードレース 2017.03.19】

 本日、金沢では老舗のマラソン大会となる「第32回金沢ロードレース」が開催されました。私にとっても5か月ぶりに参加するレースでした。

 

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ゲストの元シンクロ日本代表、青木愛さん。お美しい!!

私の記録

  • 種目:ハーフマラソン
  • 記録:1時間38分10秒
  • 平均タイム:4分36秒/KM
  • 部門別順位:104位/  (確認中) 人
  • 種目別順位:258位/  (確認中) 人

 

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 昨年は3回ハーフマラソンに挑戦、いずれも1時間47~48分だったので今回10分短縮、100分を切れたのはうれしい結果でした。また今年一番の目標であるフルマラソン3時間半以内の実現も、あながち高望みではないかも、と思っています。

良かった点 

  • スタート地点の近くにいたので、早い集団の中でスタートを切れた。そのため最初から目標ラップで走れた。
  • スマホソフトで1キロごとのラップをチェックしていたので、途中でペースダウンしていることに気付き、修正できた。
  • 気候や路面の高低差に悩まされることがあまりなかった。
  • あまり給水に気を使わなくてよかった(給水所が少なく、さほど汗もかかなかった)

課題

  • 最後のラップがベスト。絞り出せばもっと良いタイム出せたのでは?
  • 走っている途中は「1分1秒を削り出し」ているつもりだったが、思い返せばもっとできたかも
  • 日ごろのトレーニングは4分50秒/kmが目安。レースではあっさりそれを上回るペースで走れている。もっと練習でも追い込めないかな。

装備や小道具について

シューズ:asics sky sensor

 昨年はもっぱらNike Air Zoom Structure19でレースに臨んでいました。さほど不満はなかったのですが、名古屋のStep Sportsで勧めて頂いたシューズを購入、今回のレースで使用してみたところ、大成功でした。

 ソックス:Tabio

 名前のごとく、足袋のような5本指の靴下。これもStep Sportsで購入。

 レース用のソックスの多くはスポーツ衣料メーカーの手によるものなのですが、このメーカーは本業が靴下屋さんなのだそうです。

タイム計測:スマホアプリ Nike +Run Club

    これもずっと使い続けています。キロごとのペースをチェックする必需品。ポーチに入れて走っていたところ、途中で止まってしまいヒヤッとしました。

準備、体調管理について

 このところ帰宅が遅く、連日睡眠時間6時間、練習も週末しかできなかったのですが何とか結果は出せました。 

睡眠 

前日は23時就寝、今朝5時すぎ起床。

食事

 前日の夕食:スーパーの寿司(生ものはNGなのですが。。)と卵かけごはん。おかずはポテトサラダ。本番トイレに駆け込む事態を避けるべく、繊維の多いものは避けました。そもそもハーフであれば栄養補給はそんなに気にしなくともよいのかもしれません。

 朝食:餅を2個。

 レース後:振舞っていただいた豚汁とおにぎり、帰宅後大福、カステラ、オレンジジュースとヨーグルト。鉄分の補給がもっと必要か。

何より難しい、トイレ対策

 今日のレースは参加者もさほど多くなく、自分も早めに会場入りしていたのでトイレ難民になることはなかったのですが、お尻対策としてウェットティッシュは持っていくべきでした。ウォシュレットのないトイレが多く、あっても水圧が弱いとか、あとの人に気兼ねしてしっかり洗浄できないまま出てしまうとか、毎回発生しています。

 そうなると、レース中に気になっちゃうんですよね、お尻が。

 洗ってもらえるのが当たり前と思ってるお尻ちゃんが、そうしてもらえず、その後絶え間なく続く上下動や擦れによってむずむずしてくるのです。あぁ、走ることに集中したいのに。

運営その他について

 ボランティアさんや警察、救急の皆さん、陸連参加の生徒さんなどのご協力によりこの大会が成り立っているわけで、その点については本当に頭が下がります。

 その一方、残念ながらRunnetのサイト上での評価はあまり高くありません。

 自分としてはストレスなく走れ、記録も狙える大会なので満足なのですが。

思うままにこの大会の良い点、残念な点を挙げてみます。

よい点
  • コースはフラットで走りやすい
  • 駐車場は十分あるので車で来る分にはアクセスは悪くない
  • 伝統のある大会なので、運営も特に問題なし
残念な点
  • 街中も郊外も、信号や側道との交差が多いのでヒヤッとする
  • 駐車場はあるが入口が少なく渋滞気味、締め切り間近に来るとヒヤッとする
  • ボランティアの皆さんがシャイで、にこやかに語り掛けてくれる人が少なめ
  • 今年はゴール後に、豚汁とおにぎりを振舞ってもらえたが去年はなかったと思う
  • レース終了後、公園内の芝生でごろ寝したくてもできるところがない
  • 春の金沢を走ろう、とあるが金沢らしい景色を見られるわけではない

 つまり、走る分には問題ないけど、県外から記録だけでなく思い出も作ろうと思って来られる経験豊富なランナーの方からすると物足りない、と思われるのではないでしょうか。自分も富山各地の大会に出たことがあるので比較ができているわけで、地元の方にこのような指摘をしてもピンとこないかも。

 

自分自身のこれからの取り組み

  • 基本はペース走だが、坂道、長距離、スピード重視ともう少しバラエティに富んだトレーニングをする。
  • ペース走のペース上げてみる、くれぐれも安全第一で。
  • 走るフォーム、これでいいのか?ちょこちょこ走りになっているのでもっと歩幅広げてもいいのかも。
  • スマホでの記録より、スポーツウォッチ使ったほうがいいのかも。

 あと、走りのペースはどんどん早くなっているのですが、文書を作るペースがさっぱり上がりません(苦笑)レースに費やす時間が96分なら、ブログもサクッと60分くらいで書き上げられるようにしたいものです。

マラソン日記2017.03.12

天候:快晴

概要:来週のハーフマラソン、4月16日のフルマラソンに備えた練習

   体をマラソンに慣らすために高低差のあるコース30キロをラン

   目標タイムは4'50"/km

装備:Mizuno Air

実績:走った距離33.27km

           5'22"/km

   高低差215m

   階段の昇降:3か所

ペースは写真参照f:id:no20170416:20170312235508p:image

体調:負荷レベル6

          トイレ休憩なし

   走行中に呼吸困難、腹痛、その他循環器、消化器の異常なし

   12km過ぎより、太ももにジリジリ感あり

   走行直後、ふくらはぎに強い張り、太ももにもやや疲労アリ

   ハムストリングス、土踏まず、その他関節には異常なし

シューズ:可もなく不可もない、というよりシューズを気にすることがない、という

   意味でよいシューズなのだろう。勧めてくれた美人店員さんに感謝。

   何より、黒爪とおさらばできたのはよかった。

帰宅後:一時間ほど休憩、オレンジジュースに少々酎ハイを入れてビタミン補給

   

*参考:一週前のランでは呼吸器系に変調があり、咳をすると肺に響く状態

    吐き気もあり帰宅後しばらく食事できず。

    月、火曜は足全体に筋肉痛、水木曜日は右足首に痛みあり     

まとめ:15kmまでなら4'50"/kmで走れるが、それ以上になると一気にペース低下

    ただ、連日のランであること、高低差の大きいコースを選んでいることも  

    あり、コンディションが整っていれば改善の余地ありかと。

    先週の30キロランは終盤歩きまくってしまった上に体調が悪化。黒部の悪夢

    の再来かと思った。今週は比較的体調の乱れがないので、やはり慣れてきたの

    かなと思う。

 

付記:今日友人が名古屋ウィメンズマラソンで4'01という素晴らしい記録を出した。

   それ以上に5kmのラップがきれいに28分台にそろっていて感動。

   そうか、マラソンは走る姿のみならず、ラップに美しさを見出す競技なのかも。

 

今週は一回くらい調整ランしたいものだが。。

【職場にて】コミュ力の強い社員との共存は可能か?

自分の職場を心地良い空間にするにはどうすればよいか?

仕事自体ではなく人間関係に疲れてしまう今日この頃。

 

先週は少しばかり頭がぼうっとし、一時間ほど仕事が手につかない状態になった。

いかんいかん。

 

 自分はどうも「職場の中のコミュ力強い人」とうまく人間関係を作れない性質のようだ。気分次第で大声出す人、一方的に喋りまくる人、自分のミスは小さく語り、相手の落ち度をしつこく追及する人、ずうっと上司に話かけている人等々。

 皆それぞれ自分が職場での立ち位置を確保するために編み出した術なのだろうが、自分にはどうにも対応できない。

 

  •  ポイント押さえてわかりやすく説明する
  •  メモを取る、ホワイトボードに書くなど、書き留める努力をする
  •  仕事のパターンを押さえて図解にし、共有を図る
  •  相手の意見をいったん受け止め、現状とのギャップをどう埋めるか考える
  •  他の部署、部門のやり方を参考にし、業務をシンプルにする
  •  エクセルの機能を駆使し、つまらない失敗をしない仕組みを作る

 

 しゃべりの術も、自分の意見を押し切る強さもない自分がビジネス本やPC学校で学んだのは上記の考え方やスキル。

 これをしっかり受け入れてくれれば、つまらない問題やミスはかなり減る。

 その自信は確かにあるのだが。

 

 

①これこれこうで、ここが問題だから変えたいんだけど

「それは違います!みんなもっと難しいことを今のやり方でやってます。間違えてるのはあなただけです」

②前の職場では、エクセル工夫して業務を簡便にしました

「いやあ、ここでは無理でしょ」

③この書類現場に置きっぱなしになってたけど、大丈夫かな?

「それでいいです。あなた以外はわかっているんだから余計なことしないでください」

③この仕事、何かパターン化できませんか?書き出していけばわかりますよね。

「パターンはない」

 

言葉にすると流れて行ってしまうけど、書き留めていくとやはりなんだかおかしい。

日曜の昼過ぎ、こんなこと書いていると気分が滅入ってきた。早々にやめよう。

 

意識高い系よりも、マイルドヤンキーであれ

先週読んだ熊代亨さんの本「認められたい」

 

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 他人と違う自分になろうとするよりも、少しの欠点はお互いに受け入れて、その場になじみ、ともに成長を喜ぶ関係を維持していくほうが幸せになれる。だから、ピントのズレた努力をするより、コミュ力の強い人を見習いましょう、というもの。

 そのコミュ力の強い人たちが今の自分を攻撃してくる。

 シロクマ先生の意見には大いに賛同する一方、この実態とのかい離を埋めるのは今の自分には難しいな。

 

まあぼちぼち、明日からも頑張ろう。